ネット記事やYouTubeで調べると
「仕事の辞め方」・「転職の仕方」・「ハローワークの利用方法」
など多くの情報で溢れています。
詳しい内容はそちらで確かめてもらうとして、今回は個人的な体験談をお伝えしたいと思います。
個人的には「doda」さんのHPがわかりやすかったので、ぜひ一読してみてください。
2023年の春ごとの出来事でしたので、記事を読まれている時と内容が変わっている場合がございます。
参考程度にお読みください。
① 初めてのハローワーク
事前知識の実際とで、多少差異がありましたのでその時の雰囲気をお話しします。
退職をして1,2週間、元勤め先から「雇用保険被保険者離職票」が届いたので、いざ出陣。
一応、マイナンバーカードを持ち船橋のハローワークへ向かいました。
オフィシャルな持ち物はこちら↓
私が持っていったもの
- 雇用保険被保険者離職票(-1、2)
- 個人番号確認書類
- マイナンバーカード
- 本人名義の預金通帳
- バインダー
- 筆記用具
- 印鑑
印象といたしましては、職員の方はとても親切です。
色々な方を相手にしてきたのでしょう。とても丁寧で物腰の柔らかい人が多いと感じました。
注意点としては、
船橋駅周辺にはハローワーク関連の施設が数か所あります。
今回向かうのは、ハローワーク船橋 第二庁舎です。
駅から4,5分で大きな交差点、船橋市民文化ホールの横です。
更に同じビル内で4階と7階があります。
4階が、失業保険給付窓口です。
初回の手続き、認定日に利用する場所です。
7階は、相談所など求職のサポート窓口があります。
上記を知らないとたらい回しにされている気がして、嫌な思いをするかもしれません。
また、電話は基本繋がらないと思ったほうが良いです。
事前知識との相違
本来であれば、
雇用保険被保険者離職票を提出
↓
受給資格の決定
↓
7日間の待機期間を経て、雇用保険受給説明会が行われるはずでした。
ですが、コロナの影響でそういった説明会やセミナーは、休止中でした。
受給するにあたり初回の認定日までに1回以上の活動実績必要であり、
従来であれば、上記の受給説明会で初回のノルマはクリアできていたようです。
コロナによって変わったことも多いですし、収束しても戻らないことも多そうですね。
② ハローワークの各窓口
私が利用した窓口はざっくり下記の3つになります。
正式名称があってるかちょっと覚えてません。
職業相談窓口
ハローワークのメイン的なところです。
インフォメーションの様な総合窓口があり、求人検索のPCやプリンターが設置されていて
職業相談や求人申し込みなどはここ。
職業訓練相談窓口
職業訓練の相談や申込みができ、自身のスキルに不安があったり
手に職をつけたい人はここ。
失業保険給付窓口
受給中の人が利用する窓口。
毎月の失業認定申告書の書き方や受給金額などの相談はここ。
他にも
子育て中の方の職業相談コーナー
わかもの支援コーナーなどがありました。
わかもの支援コーナーは、35歳以下の正社員雇用を目的としている人に
担当者が付き、自己分析から面接練習などかなりのサポートをしてくれるらしいです。
③ ジョブカフェちば
個人的に重宝したのは、こちらの施設です。
https://www.jobcafe-chiba.jp/
計画的にすぐに就職を望んでなかった私がほしいのは、仕事の探し方情報と活動実績です。
活動実績について詳しくは、下記で説明します。
こちらの施設は、就職を目指す概ね30歳代の方(正社員経験が少ない方は44歳まで可)が利用できる県のサービスです。
求人情報や個別サービス、セミナーなどが受けられます。
上記のセミナーが充実している上に、初歩的な求職活動の知識からコツまで色々講義を受けることができ、それも活動実績としてカウントしてくれました。
ハローワークは老若男女の人々がいて、空間としては少し息苦しく時間もかかります。
年齢的にマッチしている人は、こちらの利用をおすすめします。
また20代で失業した方や就職活動を何らかの理由でできなかった人など
誰かの手を借りないと進めなさそうな方はきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
④ 認定日の様子
活動実績のノルマをこなして指定された日時にハローワーク4階に向かいます。
持ち物はこんな感じ
- 雇用保険受給資格者証
- 失業認定申告書
- 受給資格者のしおり
- マイナンバーカード
たくさん人がいます。
時間は早く行っても遅く行ってもペナルティは無いようですが、少し早めに行くのがおすすめです。
前の時間の人たちが少なければ、先に処理してもらえます。
窓口の横に、時間と番号が貼られたファイルがたくさんおいてあります。
山の上から失業保険申告書に書かれている時間と同じ時間が貼られたファイルを取り、雇用保険受給資格証と失業認定申告書を挟み待ちます。
数分経つと呼ばれるので、書類をチェックしてもらいOKなら、また呼ばれるのを待ちます。
その後、数分経つと別の窓口で名前を呼ばれます。
この時にマイナンバーカードで登録した人は、顔を確認するのに提示を求められるのですぐ出せるようにしておいた方が良いです。
その後、給付金の報告と新しい書類をもらって認定日終了です。
この受け取る際に質問する人が多々います。流れが完全に止まるので待ってる人のヘイトを結構買いますので、別の人を捕まえて相談することをおすすめします。
支給金額
日数で給付金額が変わるので、一概には言えませんが認定日毎に大体13~14万ほど頂けました。
⑤ 健康保険料の減税
市によってかと思いますが、国民健康保険の減税対象になるケースがございます。
私は会社都合の退社だったので、減税対象となりました。
雇用保険受給資格者証を取得したら、お近くの出張所などに手続きをしに行きましょう。
※連絡所は、対応出来ないっぽいです。
⑥ 訓練校探しはお早めに
就職活動にあたり、自分のスキルに不安を感じる人はおすすめです。
私は実際に利用しなかったので詳しいことは書けませんが、早い段階で利用方法やどんな訓練校があるか話を聞いて方が良いです。
理由としては
①申請の早い順で枠が埋まる
②資料の更新されるタイミングがある程度決まっている
③失業保険の給付期限によって金額などに変化がある
相談するだけでも活動実績にもなるので、損することはありません。
人気なのは東京の訓練校が多い印象でした。
千葉県は数と種類も少なく、野田市など船橋市からは少し遠い場所での入校になるモノが多かったので個人的にはもっと早くから探しておけば良かったと感じました。
⑦ 活動実績について
失業保険の給付を受ける以上、必要な課題となります。
基本的には、次回の認定日までに2ポイント必要になります。
実際はポイント性とは違いますが、明示的にわかりやすいのでこちらの表現を使わせて頂きます。
活動実績になること(例)
- 職業相談窓口で相談 (1ポイント)
- 職業訓練相談窓口で相談 (1ポイント)
- セミナーに参加 (1ポイント)
- 実際求人に応募を出す (2ポイント)
- 国家資格など試験があった場合 (1ポイント)
※受験票など証明できる書類が必要になります
※注意点
・同じ窓口で同じ日に2回相談しても1ポイントです。
・1回でも求人に応募してればOKと言われましたが、ローカルルールかもしれないので、事前に確認しておいた方がいいです。
簡単なのは相談窓口の利用ですが、相談内容が思いつかない人、待ち時間が苦手な人は不向きです。
私のように積極的に求人を応募しない場合は、聞けることも無く困っていました。
ジョブカフェ事前に会員登録とセミナーの予約が必要ですが、スケジュールを決められるので役立ちました。
活動実績にならないこと(例)
- インターネットで求人を探した
- 友人に仕事を紹介して貰う予定を取り付けた
- 求職にあたりスキルチェックをした
活動実績になるならないの線引としては下記が必須だと思います。
①就職につながる行動
②その行動の証跡が確認できること
公的機関の押印・企業の連絡先など調べれば確認できる行動であることが基準になっているようです。
求人への応募が一番就職に向けた行動ですから2ポイント分なもの納得かな
おわりに
以上、簡潔な記事でしたが、私の経験した失業中の経験でした。
私も無事仕事を始められ、ハローワークにはとてもお世話になりました。
公的機関は、解かり辛いことが多いので少しでも不安の解消になれば幸いです。